近鉄と合併するオリックスの中村勝広GM(55)は4日、東京・内幸町のコミッショナー事務局を訪れ、プロテクト(優先保有)25選手のリストを提出。合併球団でのプレーについて拒否の姿勢を見せていた礒部公一外野手(30)はプロテクトから外れ、事実上、楽天移籍が確実となった。メジャー移籍を表明した中村紀洋内野手(31)と、岩隈久志投手(23)はプロテクトされたもようだ
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最後まで説得はかなわなかった。目の周りにクマが浮かび上がり疲労がにじみ出た顔。中村GMがコミッショナー事務局に提出したプロテクト25選手のリストには、礒部の名前はなかったようだ。
「初めから(礒部の姿勢は)強硬で、揺るがなかった。少しグラついた時期もあったが、結局、最後は変わらなかったということだ」
リストの全容は公表されなかったが、当初からプロテクト拒否の姿勢を鮮明にしていた礒部の扱いについて、中村GMは苦渋の選択を迫られたことを明かした。
すでに新天地、楽天でのプレー希望を公言していた礒部。今回、プロテクトから外れたことで事実上、仙台移籍が確実な状況となった。楽天では中日を戦力外になった関川らの移籍がほぼ内定しているが、他球団の主力級選手としては初めての移籍劇となる。
その他の選手に関しては「強力投手陣中心(の編成)ということがまず念頭にあった」と中村GM。礒部と並んでプロテクト拒否の姿勢だった岩隈は中村らとともにプロテクトされたもよう。
岩隈は都内で「(合併後の)オリックスより新規球団でやりたいという気持ちがある」と複雑な心境を明かした。
★ノリの"特別枠"却下
中村GMは、プロテクト25選手のリスト提出に際し、3日に入札制度による大リーグ移籍を表明した中村について"特別枠"を認めるよう訴えたが、却下された。入札がない場合を想定し、保有権は確保しておきたいが、もし25選手の中に入れてメジャー移籍となれば、1人分、枠を無駄にする。そのため、別枠でのプロテクト入りを認めてほしいというものだった。「相談はしましたが、通るわけないしね。従来通り25人枠です」。中村GMは疲れきった表情だった。
ま〜、中村はただのわがままにも思いますね。
いくなら新庄みたいに車も売る覚悟で行ってほしいものです。
今回の騒動で選手の年俸も話題になってるから
再び叩かれてしまいますよ。
磯部は晴れて自由の身になった感じですね。
選手会長としていろいろ訴えて、近鉄存続が叶わなかった以上
GMもどうしようもなかったのですかな。
新規球団でがんばってください。
岩隈はプロテクトされましたね。
この先トレード要求などはどうするのか。
注目してみたいと思います。
ただね
ほんとうにかわいそうなのは、やりたくないけど希望を出せない人だから。
実力主義と言われればそれまでですけどね。
来年どんな形でプロ野球が始まるのか
今の時点ではまったくわかりませんね。
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