清原“構想外”浮き彫りに… (sanspo.com) [ニュース スポーツ]
2004年11月12日 スポーツ
阪神、オリックスが巨人・清原和博内野手(37)の争奪戦を展開する可能性が11日、浮上した。巨人はこの日、滝鼻卓雄オーナー(65)=読売新聞東京本社社長=が宮崎秋季キャンプを訪れ、堀内恒夫監督(56)、清武英利球団代表(54)と“三者会談”。堀内監督の「高橋由、小久保、二岡を中心としたスピード感のある野球」というチーム改革案が打ち出され、清原が“構想外”であることが浮き彫りになった。一方で、阪神は清原獲りに向けた調査をすでに完了。新たに船出するオリックスも5億円を準備し、獲得に本腰を入れる構えだ
巨人のオーナーとして8年ぶりにキャンプ視察を行った滝鼻オーナーは、清原の処遇について静観の構えを貫いた。前夜(10日)は堀内監督、山本ヘッドコーチと会食。当然、清原の処遇について話題にのぼったと思われたが、会食を終えた滝鼻オーナーの言葉は意外だった。
「監督とも清原については話していない。本人はじっくり考えるそうだし、代表には代表の考えがある。オーナーが方向性を出すのはよくない。(来季戦力かどうかについても)言わない」
今後も清原と清武球団代表との交渉に任せることを強調。残留を求める言葉は“封印”した。
その一方、清武球団代表は、堀内監督が描く来季構想を代弁した。
「監督の構想は“新しい巨人軍”にならないといけないということ。重量感でなく、高橋由、小久保、二岡を中心としたスピード感ある野球がしたい。火の玉が出るようなチームを作りたい。ベテランの力も含めて」
言葉通りに読めば、来季の清原は「中心」ではなく「ベテラン」。現実にはペタジーニの退団が確定的な現状がある。だが、同代表は編成方針に関し「ポジションが空くから(使う)という単純な考え、穴埋めじゃない」とも話し、監督構想とすり合わせながら進めていく考えを強調した。
複数年契約のため、清原には来季も4億5000万円の年俸は保証されている。だが会談では、今季はそれに見合う活躍でなかったという話題になったという。さらに清武代表が堀内監督との仲介を申し出た点でも、清原側が「和解」を強制されたと受け止めたとの、関係者の証言もある。一方で堀内監督は、来季の一塁手候補に江藤と斉藤を構想に入れた。
「こちらは監督と話をつめてもう1回会います」と清武球団代表。残留か退団かは、あくまで清原の決断次第。獲得を熱望するオリックス、阪神に対し、巨人の腹は“構想外”で定まっている。
個人的には致し方ない判断だと思う。
それにしても堀内監督はどんな気持ちで一年目の指揮をとったのだろう。
これからやりたいことには理解できる。私は江藤も含めて放出していいと思う。
清原とペタジーニに江藤放出したら12憶以上の金が浮くのでは?
松井が巨人にいた最後の年(原監督)みたいなチーム作りを再度したほうが
いいと思う。
自分が視聴者だったら。終盤(8回以降)で接戦で追い上げるほうが
チャンスをむかえる。そんなとき、両チームの選手、監督が
どう動くか?プロ野球の本来の楽しさはそこにあると思う。
大味な野球からの脱却をむかえて、これぞ日本のプロ野球だ!!!
という日がくることを私は待ち望みたい。
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