松坂熱血先生 チビっ子に怒った
2004年12月12日 スポーツ
怪物がチビっ子に怒りの喝だ。西武・松坂大輔投手(24)が会長を務める親睦団体「55年会」が主催する野球教室が11日、西武ドームで行われた。イベントには55年会の37選手と29チーム、455人の小学生が参加したが、松坂は礼儀を欠いた行動に苦言。さらには指導者、親の教育方法にまで異議を唱えた。55年会の今後の発展プランも口にした松坂は、将来の球界を担う子供たちを思えばこそ声を大にした。
黙っていられなかった。イベント終了後、松坂は「最後は気分が悪くなっちゃいました」と胸の内をぶちまけた。原因は参加した子供たちのマナー。「あいさつはもちろん敬語も使えない、名前は呼び捨て…」。笑顔は消えて思わぬ仏頂面に。表情からは怒りと無念の思いが伝わってきた。
自身が会長を務める55年会初のファン参加イベント。成功を確信していた松坂は、参加者とのギャップに驚いた。「僕の時は小中高と本当に厳しかった。“ケツバット”なんて当たり前。殴れなんて言わないけど、時代が違うのかな」。イベントの冒頭に「あいさつはしっかり。呼び捨てもやめよう」と司会者がアナウンスしたが、聞こえてくるのは「松坂!」の声。野球の技術だけでなく心も教えたい。だからこその苦言だった。
「(元阪神の)野村監督の“人間的な成長なくして技術の進歩なし”という言葉は、いつも自分に言い聞かせています」。子供たちが指導者に乱暴な口を聞くのも耳に入った。しかし監督、コーチは何も言わない。「監督やコーチ、親はもっとしつけが必要ですよ」。参加者にも高い理想を求めるのが55年会流。負けないように団体としても成熟するつもりだ。
来季はシーズン中の野球教室なども検討。さらに仮に自身がメジャー移籍しても参加方針は変わらない。たとえ選手全員が55歳になっても「関係なくやっていく。どんな形であれ長く続けたい」という。
ホームラン競争では、サク越えを記録したのは松坂だけ。「恥ずかしかった。もっとプロの凄さを伝えないと。新しい野球教室を考えていきたい」。そして「いろいろ反省点もあった。きょうは失敗でしたね」と苦笑いした。チビっ子も55年会も理想は高く。それが球界発展の一助になると信じている。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/kiji/2004/12/12/01.html
小学校のころ野球をやってきた人間としてこれはすごいショック。
自分の小学校のときは礼儀をとてもうるさく言われてきたので、
こんな話題があるのが悲しく感じる。
リンク先の写真を見ても分かるのだが、脱帽すべきときに
してない子もいるし・・・
小学校の頃、主に私が習ったことは
礼儀作法と野球に対する取り組みかただった。
用は「心技体」のうち「心」が重要視されてきたのだ。
外見のことはともかく、内面の乱れに関しては
なんとかしてほしいと思うのは私だけですかな?
野球に限らずスポーツは精神面での成長が
できるものだと信じてやまない
チャップマンの小言でした〜
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